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Channel: ITおやじ~ワンセルフな社会を実現~
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障がい者と言う概念

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先日、お正月の名物「箱根駅伝」の予選会が行われました。昨年、わずか6秒差で決勝進出が出来なかったわが母校法政大学も滑り込みセーフで出場することになりました。

10人以上走った合計タイムで6秒差だと、一人1秒頑張れば逆転と言うことですよね。。。悔しさをばねに頑張った甲斐がありましたね。逆に今回涙をのんだ大学もありました。来年はまたその巻き返しが楽しみです!!


ワンセルフでは障がい者の方の人材紹介事業を行っています。働きたくてもなかなか働けない、働いていても自分の考えている仕事ではなかった、そんな想いがある障がいをもたれた方は僕まで連絡をください。

jin@oneself.co.jp

一緒に仕事を見つけましましょう!!


さて・・・障がい者と言う概念はいつごろに出来たものなんでしょうか?きっといろいろな考えがあるんだと思うのですが、僕は「障がい者」と言う概念は極めて近代的な価値観だと考えています。


歴史上もっとも大きな産業の転換は、恐らく18世紀にイギリスから起こった「産業革命」ではないでしょうか?それまでの産業を大きく変革しただけではなく、社会的構造までを変えてしまいました。

工場制機械工業により大量生産が可能になったので、物価は大幅に下がり、大量消費が出来る世の中になったのです。その際、社会が必要とした労働力は・・・工場で一定の作業を効率的にこなすことの出来るコストの安い、極めて均一な労働力でした。

社会がそうした労働力を必要とする中で、その枠組みに入りきれない人のことを「障がい者」と位置づけたのではないかと僕は考えます。

日本の高度経済成長を支えたのもご存知の通りこうした大量生産・消費を基盤とする産業(社会)構造でした。そのため、障がいをもった方は働く場を失ったのではないでしょうか?


しかし、高度経済成長は終焉を向かえ、これからは社会は成熟経済に変化をしていきます。量から質が求められる世界で必要とされるのが「ダイバーシティー(多様性)」に違いありません。

ですから、障がいをもたれた方だけでなく、国民の一人一人が個性を活かし、経営者も一人一人の個性と向き合って企業経営していく時代がやってくるのだと信じています。

つまりは・・・そんな時代には「障害者」と言う概念が必要なくなる時代ではないでしょうか?

そしてユニバーサルベンチャービジネスプランコンテストがその時代の到来を加速させますよ!!頑張りまっくす!!


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